視覚障害者擁護団体,電子書籍リーダー「Kindle DX」導入でアリゾナ州立大を提訴:ITpro »
これはすごく重要。オンライン教育とか考えてる教育機関には特に重要。 (某大学とかね。) 「読み上げ機能があるんだからそれで十分だろう」などということを考えている人には、「ではあなたも印刷物、画面表示を使わずに、読み上げだけで図表も含む全ての情報を正確に得られるんですか?」と聞きたい。視覚障碍者の中には失明時期や受けてきた教育の関係で点字を読めない人も少なくない。そういう人にとっては読み上げが唯一のアクセス手段になってしまうわけだけど、点字が読める人、それも点字を使うことでより効率的に情報を得られる視覚障碍者のアクセス手段まで、点字を読めない人に合わせさせるなどというのは、とても教育に関わっている人間が考えることとは思えない。AFBやACBが指摘するディバイスそのもののアクセシビリティの問題も当然重要だけど、こういう部分はもっと重要。
同様に、聴覚障碍者について「手話通訳を提供しているから十分」と考える風潮も危険。聴覚障碍者には文字によるコミュニケーションを好む人もいるし、逆に文字よりも手話という人もいる。全ての人に対応するのは難しい場合も多いけど、問題点の存在を知りもしないで安易な結論を出すべきではない。